広田千悦子の仕事

日本の行事、季節の愉しみ、和のこと、和服、縁起物。日々の暮らしの中にあるたからものなどを絵と文で綴る作家。うつわ、ことばの作家。中日新聞・東京新聞の連載「くらし歳時記」は10年目。東京新聞や雑誌などで連載多数。著書は25冊。 「おうちで楽しむにほんの行事」(技術評論社)はロングセラー。「知っているとうれしいにほんの縁起もの」(徳間書店)「ほんとうの和の話」(文藝春秋)など  お仕事のご依頼はこちら saijikist*gmail.com(*を@にかえて下さい)

2014年08月

台湾で「和風生活美學」が発売になりました。


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今朝、広田千悦子著「和風生活美學」の見本が届きました。

この本は「大切にしたいにほんのたしなみ」(ソフトバンククリエイティブ)の台湾語版です。
千悦子の文とイラストで構成。
ほかの数冊の著書も海外進出準備中です。

facebookに「作家・広田千悦子」ページがオープンしました。
(広田行正記)

桜の黄葉



桜の黄葉がはじまっています。
爽やかな緑色の葉の中に
鮮やかな黄色が交じっています。

いちばん早く紅葉がはじまる木の一つとは
わかっていたけれど、
八月の終わり、もう葉の色を変えているとは。

夏の終わりの桜は
萌葱色と山吹色のニ色 。
ここちよい秋風に揺れています。


 

本日は処暑

写真 (3)




























本日は二十四節気の処暑。

文字通り暑さがおさまる頃、という節気です。
2、3日前から夕暮れ前になると
山に面した北側の窓からすうっとした風が吹いてきていました。
今日の朝の涼やかさといったら、まさに処暑。
みなさんの地域ではどんな処暑でしょうか。

写真は昨日の夕暮れ前の空。
空には微妙に細やかに様々な色が交じり合い
色の豊かな季節のきざしがよく現れていました。

忙しすぎると季節への感覚がぼんやりして
からだもこころもなんとなく全体が
無感覚のベールに包まれたように感じる時があります。

そんなときはさまざまな色を眺めると
少しづつ感覚も戻ることが多いのですが、
うってつけなのは徐々に深まりゆく秋の空に表れる
この時期特有の様々な色。
眺めているうちにだんだんと気持ちがほぐれていく不思議な薬です。






 

あけのほし

星は冬空が一番、と思っていたけれど
今時分の夜空もほんとうにきれいです。

追われるようにして暮らす一日を
狭量になりがちな心の固さを
星はちょうどいいあんばいにやわらかくしてくれるから
いつもは意識的に夜空を見上げるのだけれど
今年の旧暦の七夕、8月2日ぐらいからの星の輝きはいつも以上に美しく、
まるで星の方からささやき語りかけてくるかのよう、と感じます。

25日の新月が近づいているので月の光も少なめで
星を見るのに最適。
星なんか忙しくて見てない、という方こそ
チラ、と見上げるだけでも十分。ぜひ帰り道に。

「あけのほし」とは明けの明星、すなわち金星の和名の一つで
日の出の頃、東の空に見えることからついたものですが、
古くから多くの文献を残すこの星は、地域によりたくさんの和名があります。
今の時期、金星は日の出前に東の空に見えますが
地平線から高さがそれほどないために、
たとえば、東に山を背負う私の家からは残念ながら見ることができません。

季節とともに星の見える位置が変わり、
夕暮れの西に輝きだす頃、金星の呼び名も変わります。
三浦半島西海岸に住む私の地域では大きく美しく一番星となります。
金星がその「宵の明星」となるのは、今年だと11月頃でしょうか。
待ち遠しい限りです。

最近、昔の人があけのほしを絹や鳥の羽で
透かして子どものころ遊んだという話を聞いて
俄然、夜明け前にはあけのほしが見えるだろう東海岸へ出かけてみたくなりました。

下記は星の勉強をしていた時
教えてもらったTOSHIMI TAKI さんのFREEの星図。
当然ものすごい数のデータがあるのですが
地上の地図自体読めない私がいうのもなんですが
何にも考えずにぼーっと見るだけでも好きです。
こんなに星ってたくさんあるんだった・・と思い出すだけで
袋小路になりそうになる道を開いてくれるからです。


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facebookに「作家・広田千悦子」ページオープン♩

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facebookに「作家・広田千悦子」ページオープンしました♩
facebook でもいろいろと情報を発信していきます。
よろしくお願いいたします。 

山むすび


古から
山を仰ぎ、山の恵みで暮らし、
また時には火を噴く山に
日本人は特別な気持ちを持ってきました。

暗くなった空に真っ黒な山の影が浮かび上がる日暮れ時、
朝焼けに雲がたなびく遠い富士をまぶしく見る時。
暮らしは違えども古の人と今に生きる私もあまり変わらぬ
根本では同じような気持ちを感じているのではないかと思う時があります。

山の神を節目節目に
お迎えにいき、もてなし、おみおくりする。
そういった習わしは時を経るうちに、様々に移り変わり
お盆やお正月、お花見など、由来を紐解いていけば
今も私達の暮らしに息づいていることがわかります。


こちらは春華堂の新しい和菓子ブランド「五穀屋」の
五穀屋せんべい「山むすび」です。
世界観と挿絵、銘を担当させていただきました。

五穀のさくさく感の歯ごたえがとっても小気味よいおせんべいですが
さくっと軽いのに、食べたあとの満足感もたっぷりという
両方を満たす新しい美味しさ。
こういうのって食べた事ないなあという感じです。
山むすび、書いていたらだんだんまた食べたくなってきてしまいました・・・

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 写真-(2)





 

葉月のつばめ

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挿絵は
連載させていただいている
「七十二候の暦暮らし」れいろう
4月号「玄鳥至る」ー四月「清明」のころ、より。

ついこの間まで、
ぎゅうぎゅうになった巣の中で
身を寄せ合っていたつばめが飛ぶ練習を
はじめています。

春のつばめには気づけども、
夏の巣立ち、
秋の旅立ちは
いつも知らぬ間、気がついたら
とっくの間に巣は空、という繰り返し。

つばめの流れを追えるほんのひとときを
暮らしのなかに編み込む こころみ
なかなかうまくはいかないのですが
せめて過ぎ去る日の中で思いだしつつ
いきられたら、と思います。












 

秋の草木花

葉山を抜けて逗子に向かう途中、
舗道わきのいわゆる雑草とよばれる草木が
風に揺れてほんとに美しい季節になりました。
朝夕には光を浴びて黄金色にひかっています。

季節のうつろいを感じるチャンスは
大自然に比べたら少ないにせよ、
町の中でも意外と見つかります。

夜に鳴く虫達の声もいつの間にか秋の気配。

五つどころか十二あるといわれている
感覚を他のどの季節より満喫できるのが秋。

ただ、ここにきて残暑が厳しい日々が続くせいか
夏バテ気味で細やかに季節を感じる余裕のないかたも
多いでしょう。

暖かい飲み物、
根菜類のたっぷり入るけんちん汁などが
からだをきゅっとしめてくれるからおすすめです。





 

これまでの人生で心にのこっている絵本 ワイルドのThe Happy Prince


「これまでの人生でいちばん心にのこっている絵本」について書く、
というご依頼をいただいて書いた記事です。
息子が生まれてからはいろいろな絵本を買い込み、
小学校ではよみきかせの会を立ち上げたこともあり
さまざまな絵本に出会い、たくさん好きな絵本があるのですが。。

「自分がこどものころ出会った心に残っている絵本」といわれると
実はあまりありません。

それというのも幼い頃は非常に皮肉っぽい子ども(笑)だったため、
家にはたくさんの絵本があったというのに
絵本を楽しむ素直さがなかったというか、なんというか。
どちらかというと、拒否感が強くありました。

そんな皮肉屋だった私の心の中にすうっと入り込んできたのが
ワイルドの「幸せの王子」。
全文がこちらで読めます。
http://www.hyuki.com/trans/prince.html


波瀾万丈の人生をおくった作者のワイルド、
彼が何を考えて生きていたのかということにも興味があり、
大人になってからも身近な絵本となりました。

幼い頃感じた事が、過ぎていく長い年月の中でも消えずに残り、
大人になった今もなんらかのかたちで自分の中に存在しつづけ、
そして時には全く別のものに変化しているーーー。
そういうものを自分の中に見つけると、
なぜか気持ちは満たされていきます。
立秋も過ぎる近頃、夕暮れに吹いてくる涼やかな風。
季節の移り変わりを感じるこころ穏やかなひとときですが
その時こころの奥で感じる気持ちと
なぜかとてもよく似ているような気がします。





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おもいで絵本のコーナーより

連載 小学館edu エデュー


小学館の雑誌・eduエデューの連載は

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広田千悦子
「子どものための福守り」。

日本にいにしえから伝わる
子どもたちを守るさまざまな福やお守り、力についてなど
文と絵で紹介させていただいています。

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ギャラリー
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